母乳相談室−おっぱいその他
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回答は一般的なものであり、個々のケースに当てはまらない場合もあります。ご参考程度にお考え下さい。
風邪をひいてしまい、葛根湯を飲んだのですが手遅れだったようで、効きません。病院に行こうにも子供を見てくれる人がいないく行けないため、市販の風邪薬を飲んでしまいました。説明書には授乳中の人は飲まないようにと書いていなかったのですが、母乳に薬の成分が移ってしまうことはあるのでしょうか?その場合、悪影響を与えてしまうのでしょうか?教えてください。
薬の成分は、微量ですが母乳に移行しています。ただ、抗がん剤や坑精神病薬のような薬でなければ、内服して、その成分が母乳中に多少移行しても、赤ちゃんには影響が無いと言われています。市販されている薬のほとんどは大丈夫ですが、説明書にもし、母乳中の方は止めてくださいと書かれていたのなら、その薬のお客様相談室に問合せしてみるか、或いは出産した病院に問合せしてみるのがいいでしょう。
内服してから相当時間が経っていると思いますが、その後に赤ちゃんの様子が特に変わりなく、元気で良くおっぱいも飲み、機嫌が良かったのなら、問題は無かったと判断していいでしょう。
ただ今後は、薬が必要な時は、授乳中であることを告げて、産婦人科で処方してもらうのがいいでしょう。おっぱいを止めなくても大丈夫な薬を下さいと言って、処方してもらってください。
どうしようもない時もありますが、できるだけ未然に、風邪を防ぐという事も大事です。危ないなと思ったら、食事は消化の良いものを少しだけ取るようにして、半身浴などで体を温め、早目に寝てしまう。これだけで、大概は予防できます。疲れやストレスが溜まると風邪も引きやすくなります。体調管理にも気をつけて下さい。
搾乳した母乳を与えるときの温めかたは湯せんでないといけないでしょうか?いつも電子レンジでやっていたのですが、電子レンジだと栄養分が分解されてしまうので、やってはいけないと言われました。何か影響がでてしまうのでしょうか?お忙しいと思いますが、よろしくお願いします。
日焼けオイルを作る方法電子レンジで加熱すると、母乳中のビタミンが壊れたり、たんぱく質が変性してしまったりします。冷凍して保存しても、母乳中の成分はほとんど変わらないと言われていますので、与える直前に壊してしまうのはもったいないですよね。解凍法は、まず、流水または、ぬるま湯のなかにいれておいて解凍し、その後、人肌程度に温めます。成分が分離している時は混ぜてから上げてください。母乳にしかない成分もありますので、なるべくそのままの形で赤ちゃんに与えられるよう頑張ってみてください。
生後2ヶ月の息子を持つ母です。現在母乳のみで育てており、まあまあ順調なのですが、事情があって来月息子を実家に預けて一週間海外に行かなくてはならなくなりました。戻ってきてからも母乳のみで育児を続けたいと思っているので、直接あげられない間は搾乳しようと思っていますが、一日に何回、どれくらいの量(もしくは一回にかける時間)搾乳すれば、母乳の分泌量をできるだけ今のまま維持できるでしょうか?
また、搾乳の他にやればよいことや、気をつけなくてはならないことがあれば教えて下さい。
母乳は赤ちゃんに吸われて出てくるものです。そのため、赤ちゃんが側にいなくて、おっぱいを含ませてあげられないときは、赤ちゃんの代わりに、乳首への刺激をする必要があります。そのため、3時間ごとに搾乳することをお勧めします。搾乳は手絞りで、搾乳時間は特に気にせず、疲れたらやめるという形でいいと思いますが、1回の搾乳で、左右1回を1セットとして、2セット搾乳してください。1回でたくさん絞ろうとせず、乳首への刺激として考え、3時間程度の間隔で絞るのがいいでしょう。
搾乳以外に注意するべき事としては、なるべく疲れをためないことです。できるだけ身体を休めることを心掛けましょう。産後間もない時期に海外へ行かれるようですが、短い期間でも、無理をしないようにしてください。
なぜ水の塔は形ですか?いつも参考にさせてもらっています。5ヶ月の男児の母です。
週に一度3時間ほど預けているのですが、その間の授乳用に搾乳したものを持っていっています。1時間ぐらいかかっても100ccぐらいしか搾乳できません。搾乳器も試したのですがなかなか上手くできず、結局手を絞っています。できれば200ccぐらいは授乳用に預けたいのですが、前日に絞って哺乳瓶のまま冷蔵庫に保管し、翌日また同じ哺乳瓶に搾乳しても、大丈夫でしょうか?搾乳した母乳は24時間以内に飲まなくてはいけないと本で読んだのですが。もしくは搾乳方法が悪いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
搾乳の仕方は、乳輪より1センチくらい外側に親指と人差し指を置き、背中の方に押して、ある程度指がはいったら指の腹を打ち合わせるようにするとおっぱいが出てきます。搾乳前には手を良く洗い、搾乳する場合に限り、乳首を清浄綿で消毒してください。また、私自身は試した事がないのですが、搾乳機はメデラ社のものを使うと、より指で絞るのに近い感じで絞乳できるという話を聞いたことがあります。
量ですが、1回でたくさん絞るのではなく、何回かに分けて絞ることをお勧めします。お子さんと離れている間に1回くらい絞れれば、それを冷凍保存しておいても良いでしょう。保存期間ですが、冷蔵庫に保存して24時間以内に使い切るのであれば、哺乳瓶のまま冷蔵庫に保管します。翌日、また同じ哺乳瓶に搾乳しても、大丈夫です。冷凍庫に保存して、飲ませる時に解凍するのであれば3ヶ月は持ちますが、なるべく早目(1か月以内くらい)に飲ませてしまう方がいいでしょう。解凍した母乳は、12時間以内に飲ませるようにしてください。
搾乳はなかなか難しいものです。あまり手技が上手く行かない時は、病院で構いませんので、教えて貰うといいかもしれません。
どのように安定した、段ボールの船を構築する混合の育児をしております。現在3か月です。仕事の都合でどうしても預けなくてはならない時間帯があり、哺乳瓶は母乳相談室を使っておりますが、最近飲んでいる途中で乳首がつぶれてしまいます。(何度も空気を入れて飲ませ直すのですが)母乳相談室は乳首がSSのみですが、どうしたらいいでしょうか?他の乳首に替える必要がありますか?(途中で嫌がってのけぞります)ご指導おねがいいたします。
ご存知の通り、哺乳瓶の乳首に慣れてしまうとおっぱいが吸えなくなることがあります。これは乳頭混乱、または吸啜困難(きゅうてつこんなん)と呼ばれるもので、母乳相談室の乳首は、これを避けるために、おっぱいの吸い方と似たような吸い方をしないと哺乳瓶の中身が出ないようになっている哺乳瓶です。
3か月であれば、コップから飲む事も出来ます。また、それがだめならスプーンで飲ませてみてください。他の乳首に変えてしまうと、おっぱいが上手く吸えないようになってしまう可能性がでてきます。
また、人工乳をあげるよりは、搾乳した母乳を上げられるのならばその方が良いと思います。その方が長くおっぱいをあげることが出来ます。
悪影響を与えることは百も承知(今はラベルにもはっきりと飲酒しないようにと書いているメーカーもあります。。。)なのですが、どうしても飲酒の習慣を断てません。今は子供(5ヶ月)の夜の授乳後すぐに飲むようにしているのですが、何時間空けたら授乳できるのでしょうか?逆に、飲酒後すぐに授乳したほうがアルコールが母乳に移らないのでしょうか?飲む量はチューハイ350mlを1本です。なるべく毎日飲酒はしないようにはしているのですが。
専門家でないので、はっきりしたことは言えません。はっきりさせたいであれば、信頼できる医師に聞くのがいいと思います。ただ、答えがそれだけというのも何なので、少し書きます。参考程度に見てください。アルコールは胃や腸から吸収され、比較的短時間に母乳にも出るようです。したがって、飲酒後すぐの授乳は止めたほうがいいのではないかと思います。また、飲む量については、お酒に強いかどうかでかなり個人差があるでしょう。どれだけ時間を空けたら、大丈夫かということはなかなか言えないと思いますし、一回作られた母乳のアルコールのこともありますので、多少とも赤ちゃんに行くものだと考えていて間違いないでしょう。何か他のことで気を紛らして止められればいいのですが。どうしても止められないの� ��あれば、極力飲む回数を減らす、アルコール度数の高いものは飲まないことを心掛けることでしょうか。
只今2人目を妊娠中で7ヶ月です。1人目の子は混合で育てていたのですが、左のおっぱいの出が悪くて詰まってしまい母乳をあげている間に4回も乳性炎になり、最後は切開までし、2週間毎日点滴を受けに行ってました。今回もすでにおっぱいがかなり大きくなってきて、いっぱい出そうなのですが、また詰まりそうで・・・
前回も自分でマッサージは毎日やっていたのですが、今回は、きちんと開通させてもらいたいのですが、いつごろから、マッサージを受けたらいいのですか?産後でも大丈夫ですか?
妊娠中、乳首開通をしていい時期は37週からです。10か月に入り、もういつでもお産になっていいとなったら始めます。やり方としては、お風呂に入った後などに乳輪より1センチくらい外側に人差し指と親指をおいて自分の背中の方に押します。そしてある程度深く指が入ったら人差し指と親指を合わせます。このように搾乳する手技を何回か繰り返します。
初めはおっぱいがぽつぽつとしか出てこないのですが、たらたら垂れるようになるまで開通を行なってください。ただ、これはあくまで乳管部の開通ですので、奥の方の乳腺のつまりとはあまり関係がありません。奥にある乳腺が詰まる場合、動物性の食品が多かったり、体が冷えていたりすることが原因の場合があるので、妊娠中から体が冷えないよう心掛けたり、穀物中心、野菜中心の食生活をして体作りをしたりするといいでしょう。出産も安産になりますし、母乳もトラブルも少なくなります。健康なおっぱいは健康な体からです。日頃の体調管理にも是非気を配ってみてください。
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